ヒールを履かなくなったのに足が疲れる理由とは?

 

二十歳の時に 親戚のおばさまからお祝いに頂いたハイヒールが、足をとても綺麗に見せてくれた上、とても歩きやすくて。それ以来、背筋が伸びて、女性らしさが生まれるハイヒールがとても好きに。

 

25年以上、私の通勤やお出かけのおともとなっていました。あまり、高いヒールは履けませんが、5~7センチヒールが私には心地よい高さ。(一日中ヒールで過ごすと 足が痛くなっていましたが・・・)

 

ただ、最近は、通勤もなくなった反面、ヒールを履く機会も減り、代わりに履くようになったのが、フラットな靴。

 

「フラットの靴なら、足が痛くならないかな・・・」と思っていたら、案外そうでもなくて。

 

今はフラットシューズが流行りのため、流行りのファッションも取り入れてみたい。でも、足が痛いのは辛い・・・という私のような方に、今日は、少しでも足が疲れない靴の選び方を私の靴選びの経験からお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

目次

1、ヒールのある靴の方が、歩きやすいと感じる人の理由

 

”ヒールを履くって、足が痛い”と感じる人が多い中、私のように、”ヒールがある方が歩きやすいので好き”と言われる方もいらっしゃるのかなぁと。

 

ヒールを履いているのは、常につま先立ちの状態。

でも、この状態で歩くのは、本来の歩行ができていないんですね。

 

ヒールを履いて歩くことは、かかとから、地面について つま先にむけて踏み込んでいくという 普通(はだしの状態)の歩行に必要な筋肉を使わないということ。

 

 

簡単に言いますと、常につま先で歩いているような状態ですね。それを、ヒールで支えているので、本来の歩くを動作を補助している状態が生まれているため 歩きやすいと感じる人もいるようです。

 

 

 

2、フラットの靴で足が痛くなる理由

 

 

1)ヒールでは使わない筋肉を使う

 

スニーカーやソールがフラットの靴は、通常の歩行に近い為、かかとをついて足を背屈させ、地面をしっかり踏む力が必要になるのです。

 

ヒールを履いていた頃には、休んでいた筋肉を使うことになるので、フラットの靴を履き始めの頃は、疲れたり浮腫むのは仕方のないこととのこと。

 

でも、歩いているうちに身体が慣れてくる回復してくるようですので、ご安心くださいね。

 

 

 2)靴の構造による

 

わたしは、フラットの靴の中でも特にバレーシューズが苦手。一日歩くと、足の裏がとても痛くなっていて。

 

バレーシューズは、ヒールでは使わない筋肉の他に、ソールも側面も柔らかいものが多く、足が固定されず広がり、余計な力が入るようになってしまう。こんな風に 足に負担が多くかかっていたんですね。

 

また、ソールからは、地面からの衝撃を直接受けるために足に負担がかかり、私のように、足の裏が痛くなることがあるんですね。

 

 

 

3、靴選びのポイント

 

 

1)インソールがクッション素材のもの、ソールが厚いものを選ぶ

 

 

バレーシューズな苦手な私が、以前気に入って ヘビロテしていたものは、インソールがクッション素材となっていたもの。

 

以前は、このタイプが少なかったのですが、今は随分種類も豊富に販売されているようですね。

 

 

2)つま先の形も気をつける

 

インソールと同じくらい気になるのが、つま先の形。ヒールの時もそうだったのですが、指の長さやつま先の形によっては、先が細くなったものより、丸、スクエアなども試してみるといいかなと。

 

私の足は横に広いので、先が細すぎたり、丸すぎたりすると、爪で小指が切れたりしていたので、つま先の形は特に注意をしていました。

 

これは、ヒールを買う時も同じでした。

 

 

 

3)お店での試し履きは、店の中をしっかり歩く

 

 

「靴は、午後から買いましょう!」と昔の方が言われていましたが、そうしていても、あれ?ということや、試し履きをしたのに帰って履くと、イタタタタ~ということもありますよね。せっかく、お気に入りの一足を購入したのに、気持ちも半減。

そんなことがないように、私は、試し履き 結構します。

 

お店の中を何度も往復して歩いてみたり、かがんでみたり。履くシチュエーションをイメージし、ストッキング、薄め・厚めソックスなのかで、買う時にソックスを持参したり。

 

また、調整が出来るような中敷きを一緒に購入しておくようにもしています。

午後から靴を購入すると 足がむくみ気味の事もありますので、むくみが引いている朝などは、大きく感じることも。また、靴を履いていくと 形がだんだんと緩くなってしまった時のちょっとした調整にこの中敷きは重宝します。

 

 

4、体と歩き方を見直す

 

最初にヒールが好きな方の歩き方について書いていますが、
足が疲れる方は、正しい姿勢や、歩き方が出来てないことも多いと感じます。

私自身、靴底の減り方が均一ではないので、歩く時の姿勢や歩き方が、自然な姿勢から
かけ離れてしまっているように思います。

なので、散歩に出かけるときは、歩き方に注意して歩いてみたり、
(少し大股であるき、かかとから地面につけるように意識する)
街歩きでも、力を抜いて歩くのではなく、姿勢に注意しながら歩くように心がけるようにしました。
(ペタペタと歩かない感じです。)

また、旅行や散策なので長時間歩くときは、靴下を2枚重ねにすると、足への負担を軽くすることが出来ますよ。
(ゴルフをする方は、よくこの方法を使います。^^ Pointは、厚手と薄手の靴下を合わせること。厚手を重ねると 足が窮屈になってしまい、かえって足が疲れる気がします。)

 

 

 

まとめ

 

 

足は老後を豊かに過ごす為にも大切な体の一部。足に合わない靴を履くことで、足に負担がかかり、健康の為に歩いているはずが、かえって、足を痛めることにも。せっかく歩いても、意味がないことになりかねませんね。

 

自分の足に合った、疲れにくい靴を選ぶこと。

どんなタイプのものであっても足にあったものが大切になるので、靴選びの時は試してみてくださいね。