仕事やパートナー関係、人間関係にキャリア形成に家族の事。２０代、３０代はまだまだエネルギーがあり、そんな問題にも自分で自分に答えることが出来ていましたよね。それが、また楽しく、やりがいを感じていたり、忙しい中にも充実感を感じたり。
でもそれが、４０代を過ぎると、体調の変化や家族のことで毎日楽しく生きられているわけではなく・・・・。自分の顔を鏡で見ては、しわやシミ、白髪の多さに、ため息が出たり。
「こんな状況で私って 自分らしく生きられているの？」と私の「自分らしい生き方」を求め、キラキラ輝いているあの人を見ながら、頭の中はいつも堂々めぐり、そして、ため息ばかり…。
「自分らしい」って、なかなか見つからないですよね・・・。
わたしもずっと、「自分らしい」・「自分らしい生き方」とは？に悩まされてきました。
でも、ある日 会社の後輩から 「雅子さんみたいな、“ぶれない”生き方に憧れます。」と言われた一言に、ハッとしたんです。
その時に、私がどんな事に気をつけて生きていたのかを、「自分らしく生きる」為のポイントとして書いてみようと思います。
４０代・５０代の女性が自分らしい生き方の堂々巡りの時間を少しでも短くでき、じぶんらしく素敵な４０代を過ごすことが出来れば嬉しく思います。
目次
「自分らしさ」「自分らしい生き方」に悩む理由
原因は “違和感”。
自分自身が思う「自分らしさ」・「自分らしい生き方」が、今の自分とかけ離れているからなんですね。
自分自身が、自分の生き方にしっくりこない。なので、「自分らしさ」「自分らしい生き方」を探してしまうんですよね。
しっくりこないと言うのは、自分がそのことに満足していない、充実感や幸せを感じていないのかなぁと。
なので、そんな時は、「自分らしい」や「自分らしい生き方」を「自分の幸せ」「自分の幸せな生き方」としてみる。これって、十分 「自分らしさ」「自分らしい生き方」なんですよね。
なぜって、人が感じる“幸せ”ほど、人それぞれなものはないので。
やりたい仕事、行ってみたい国や場所、食べるもの、着るもの見る映画、聞く音楽、趣味にメイクのタイプまで。幸せや好きが一致する人なんていないでしょ？
自分が選ぶものすべてが「自分らしさ」「自分らしい生き方」になると思っています。
「ブレない自分」と「自分らしい生き方」
先ほども書きました、会社の後輩からの思いがけない一言。 「雅子さんみたいな、“ぶれない”生き方に憧れます。」という言葉に、もう一つの「自分らしさ」「自分らしい生き方」の大きなヒントが。
この時私が意識していたのは、「どんな自分で在りたい、いたいの？」ということ。
例えば、「誰かを応援する自分でいたい。」や「何かをいつまでも学んでいる自分でいたい。」 「誰かに元気を与える自分でいたい。」とかですね。
どんな自分でいたいの？を自分の中で決めていると、その在りたい自分にそって、物事を選んでいけばいいから。
その判断基準が、「ブレない軸」（自分軸）になるんだなぁと。
この判断基準によって積み重ねた毎日が、「自分らしさ」や「自分らしい生き方」になって行くんですよね。
なので、どんな自分でいることで自分が充実感や幸せを感じ、「こんな私が好き！」と思えるのか？をつかんでおくことが大切になってくる。
それにね、「軸」と聞くと、一つだけ！や固定ってイメージがありません？
でも、実際、そんなことありえます？
好きなものって沢山ありますし、年齢や生きた経験などでも好みが変わってきたりするでしょ？それも含めて「自分らしさ」なんじゃないかなぁって。
そう思っています。
次は、私が感じる「自分らしく生きる為の５つのポイント」をお伝えしますね。
自分らしく生きる為の５つのポイント
①いつでも自分流を意識する
私がキャリアコンサルタントとして大切にしていることは、「未来は自分で創っていける」ということ。
これは、算命学の運命の法則でも同じことが言えます。未来は、自分の選択や行動によっていくらでも変えて行けると。
なので「未来は自分で創っていける」ということを、キャリア＝仕事という視点だけでなく、自分の生き方も含め お伝えしていくことを “わたし流”とし、キャリア×ライフスタイル＝ウーマンライフスタイリングとしてお伝えするようにしています。
ウーマンライフスタイリングについては、こちらから。
これって、どんな仕事をしていても同じ。
報告書を提出する際、メッセージをつけるとか、指示されたことでも、必ず一つ自分で考えたプラスワンの提案をつけてお戻しするとか。
いつも笑顔でお客様対応をするでも、自分で決めたことであれば、それは「自分流」なんですよね。
そんなことを考えると、今までの色あせた毎日も、色鮮やかに見えてくると思います。
②見た目美人ではなく、雰囲気美人（しあわせそうな）を意識する
綺麗で美しい４０代以上の女性って本当に増えましたよね。わたしも子供の頃、私がオバサンになっても♪ 若いオバサンになりたいと思っていました。(笑)
でも、最近は、４０代も５０代も美魔女だらけ。(笑) そんな方を見ると、素敵だなぁと思うのですが、それ以上に私の心を惹きつけるのは、綺麗で若く見える美しさ以上に “しあわせそう”なやわらかなオーラを放つ雰囲気美人。
不器用でも自分の幸せに真摯に向き合い、その為に一生懸命に生きている女性。時にはがむしゃらに働いたり何かに向き合ったり、時には力を抜いて、自分を満たす時間を楽しむ。
そんな毎日を送っていると、内面から“幸せオーラ”が湧き出てくる。
なんとも温かくて、やわらかくて、ほわほわした。でもどことなく、凛として。
そんな女性であり続けたいとおもっています。
③言葉を味方につける
言葉に秘められる魔力。何気なく使っている日本語ですが、日本の言葉には“音”にふくまれるエネルギーが宿っています。
例えば、元気は、漢字でかいても、気＝エネルギーのもとですよね。
ひらがなでみても、ゲン＝強く放出、放つ、キ＝エネルギーという意味が込められています。
伝えるのは言葉ですが、伝わるのは心だったり、言葉に込められたエネルギーだったりします。
自分の発する言葉は、自分がいつも聞いていますので、ネガティブな言葉からは、ネガティブなエネルギーが、元気になる言葉を使えば、元気になるエネルギーのシャワーを自分に浴びせることに。
気持ちの良いシャワーの後って、本当に心地よいですものね。リフレッシュできて、また頑張ろう！って思えたり。
どんな水（言葉）のシャワーを浴びた自分が心地よい幸せを感じる？
これも、「自分らしさ」に通じるものかなぁと思っています。
そうそう、それにね、よく使う言葉や顔の表情は、顔の筋肉がそれを定位置として認識していきます。フッとしたときに、顔に出てしまうんですよね。
これ、先ほどの雰囲気美人にも通じることなので、とても大切にしています。
④二つの勇気
進む勇気と休む勇気。４０代って、体調の変化や家族のことで気持ち的にも体力的にもしんどくなることが増える時期。そんな時に、周りで イキイキとしている方をみると、更に落ち込んでしまったりしません？（自分だけ、取り残されているような・・・）
算命学では、誕生日からその人の人生の流れを見ることができるのですが、人それぞれ、攻める時期・種をまく時期・刈り取る時期・育てる時期などが違うことが分かります。
よく耳にする「天中殺」はまさに「休む時期」。これは、１２年のうちの２年間、どんな人にも回ってくる、休息と準備の時期。
自分だけの休息時期が気になる方はこちらから。
なので、こんな時期に 焦って何かをすることは、真冬にタンクトップと短パンで雪の中、トレーニングをするようなものなんです。ケガが多くなったり、思い通りに身体が動かなかったりと、余計な不安やエネルギーの消耗をすることに。思い切って、休むという選択を。休む勇気が必要です。
そして、進む時には、踏み出す勇気。
休む勇気と踏み出す勇気。この二つの勇気の積み重ねも「自分らしさ」や「自分らしい生き方」なのかなぁと感じます。
⑤選択は必ず“自分の為にする”を意識する
自分の選ぶことに、後悔したことってありますよね。なので、次の選択は、“後悔しないように” “失敗しないように”と思い慎重になり、足がすくんでしまう。
そんな経験、私にもあります。
でもですね、自分の幸せの為に選択することを意識して、選ぶことを始めると、どんな結果になったとしても、後悔しなくなるんですよ。
自分が幸せになるように選ぶから、どんなことでも幸せになれるので。(笑)
どんな結果でも、幸せにならない感情や思考を選択しなくなるから。
なので、選択は必ず“自分の為にする”を意識する。
これだけでも、「自分らしさ」や「自分らしい生き方」を重ねていけ、自分の未来が輝いて見えるようになります。
まとめ
自分が幸せになる為の判断基準「自分軸」をもち、自分が幸せになる為に選択してきた毎日の積み重ねが、「自分らしさ」や「自分らしい生き方」を作っていくのかなぁと。
後輩からの一言で、「自分らしい」って、探すのではなく、自分で積みかさねていくものだったんだなぁって感じています。
４０代女性が「自分らしい」探しから、自分らしい生き方を積み重ねて行く、本当の「自分らしい生き方」で、一緒に４０代からの大人の女性の喜びを味わっていければ、嬉しく思います。
こちらもおススメです。
どうして、「自分らしさ」「自分らしい生き方」を探して、堂々巡りするの？