・農業事業
・ニュースキャスター
・小説家
・ものまね
・温泉マイスター
・アニメオタク
ジャニーズ事務所にいると、
“歌やダンスといった 歌って踊れるエンターテイメントアイドルになれる“
そう思っていたのは、彼らを見ている側の私たちだけでなく、そこに所属する彼らもそう思っていたのでは?と。
今日はそんなジャニーズをはじめとする元アイドル、タレントさんから、働き方や生き方について、アラフォー、アラフィフの大人の女性でも参考になる最近の”進化”と”多様化”について書いてみたいと思います。
目次
ジャニーズの進化
先ほど挙げた様々なものは、ジャニーズ事務所に所属するタレントさんたちが、本業をしのぐ勢いで 好きや得意なものの力を発揮されているもの。
始めは仕事で始めた農業も今や専門新聞でコメントをされたり、小説が好きで書き続けていた青年が今年直木賞候補にまで。
芸能界で生き残りをかけ、自分の好きで得意な分野を開花させ、モノマネ部門でモノマネ本業の方たちと賞を争ったり。
“あの” ジャニーズ事務所でさえ、“そこに所属すれば安泰”というような構図は崩れている?いえ、働き方・生き方が多様化、進化したのでは?と思っています。
他のタレントさんは?
アラフォー、アラフィフ世代の私たちが育ったのは、アイドル全盛期80年代。TVの向こうでキラキラ輝いていたタレントさんをはじめ、TV局の人気アナウンサーたちも、自分の進路をそれぞれに見つけ新たな道を進み、活き活きとご活躍されていることを目にすることが増えたようにおもいません?
アイドル、歌手、局のアナウンサー、お笑いタレントさんから俳優、女優、プロデューサー、梨園の妻、ママタレント、レーサー、弁護士、美容家、料理家、キャンパー 等々。
それそれが新しい道に進み、楽しそうにご活躍されている姿に、アラフォー、アラフィフ世代の私たちも “新しい道”へ進むことの抵抗をはねのけてもいいのかなぁと。
でも、どうすれば?となりますよね。
働き方の進化、生き方の多様化の見つけ方
・自分の”好き”や”心地よさ”を純粋に楽しむ
趣味がない。好きがわからない。それ自体が悩みになってしまっていることありませんか?
その原因は、
仕事や家事に追われて。
好きなことをパートナーにさせてもらえない。
仕事にならなかったら・・・。
飽きてしまったらどうしよう、今までのが無駄になる。
色々あると思うのですが、誰しも“好き”や“心地よい”という感情はあると思うんですよね。
その感情に素直になり、ジャンルやもの、事にとらわれず、ざっくばらんに自分の好きやお気に入りを集める、試して楽しむのもありなんじゃないかなぁと。
大人の女性は、お年頃もあり 仕事になるかどうか?誰かのためになることを!と考えがちですが、まずは、自分を満たすこと。
そのことだけの為に、「好きな事こと・もの」を気軽に試してみると だんだんと続けられるものが選別されてくるのかなぁと思っています。
・他の人より簡単にできることを惜しまずやろう
「自分の好きなこと、心地よいこと」と同じで「”他人より簡単にできてしまうこと”が分からない。」ということも耳にします。
その2大理由が、
・自分よりできる人は沢山いる。
・当たり前すぎてみんなできると思っている。
ということなんですね。
・自分よりできる人は沢山いる。
これ言い出したら、他の仕事も全部そうではないかしら?例えば、医者も、花屋も、製薬会社でも銀行も個人事業主にしてもね。
ただ、それぞれがどんな思いで その仕事をしているのかは全く違うと思うんです。
例えば、同じ花屋でも、日常使いでお花を楽しんで欲しい!と思っているのか、人生の大切なセレモニー、ウェディングを最高の思い出に、新たなスタートをお祝いしたいと思っているお店では、扱うものも、技術もどんな方を対象にするのかも 全く違うものになりません?
私たちも、選ぶお店は違ってくるでしょ?
自分よりできる人は沢山いるからと思っている方は、ご自身が何を大切にしているのか?に重きを置いてみてみると “できる”の差別化がみえるかもしれませんね。
・自分では当たり前すぎてみんなできると思っている。
ご自身が誰かに何かを依頼する時のことを思い浮かべるとイメージしやすいかなぁと。
「私にはできない。」と思うものがあるから、誰かにお願いしたい訳ですよね。それも、自分以上に“できる人”にね。
なので、何かを頼まれたということは、人よりできるということ。依頼者にとっては、“当たり前でないこと”なんですよね。
それをイメージすると、頼まれるものは、あなたの特別な才能だったりするんですね。
この二つの事に対しての共通のポイントは、
「どうして私に依頼するの?」ということ。
それを考えてみると 働き方の進化、生き方の多様化も見えてくるかもしれませんね。
・”老いる”は”進化”とうけとめよう
会社勤めで直面するのが、会社内でのキャリアシフト。
以前も書いていますが、
20代、30代で簡単にできていたことが、思うようにこなせなくなり、自分への自信喪失
職場での孤立感、過去の職位へのしがみつき などの葛藤がアラフィフ世代を動けなくしているとのかなぁと。
「どうせ、お荷物だから。」
「お給料さえもらえればいいから。」と 少しネガティブ思考になるお年頃かもしれませんが、それでは、今まで頑張ってきた自分がなんだかどこかに置き去りにされているような。
年を重ね、多くの経験をしているからこそ、”働く” や ”生きる” に対し 見えてくることもあったりするのでは?(例えば、お給料だけ、社内評価だけの”働く”から、チームワークでの達成感の喜び、人を育成することの苦労と嬉しさ、喜び。自分の生き方へを見直すチャンス等)
年を取ることは誰でも同じ。老化は劣化ではなく、新たなるステージへの進化の時と思ってみては?
もう一度 『自分の未来に恋する私になれる』 自分の人生に後悔したくないと思うアラフォー、アラフィフ女性へのヒントも書いていますので合わせて読んでみてくださいね。
まとめ
昨年、元スマップの森さんがオートレースの最高峰日本選手権で優勝されましたね。スマップを辞め、ジャニーズを辞めた当時は、誰もが「あのスマップを辞めるなんて・・・。」と思っていたと思うんです。(わたしもそうでした。森さんごめんなさい。)
でも、その優勝の陰には、自分の“好き”を貫いたことがスタート。
オートレースの世界でも、“自分より凄い技術”、“当たり前に乗りこなす才能”のある人は、彼の他にも沢山いたのではないかなぁ。
その思いや壁を超えてでも 続けていくから、応援され、夢が現実のものとなって行く。
芸能人だからとか、どの企業にいるからなどではなく、一人の人間として、どう働く?どう生きる?を考え、自分自身の好き、得意を進化させた働き方で、自分の人生を生きるのもアリなのかなぁと思っています。
これからの”キャリア”について、「誰かに話してみたいけれど・・・」と言う時は、こちらもご活用くださいね。