最近TVドラマを見ることも少なくなっているのですが、再放送があるとついつい見てしまうドラマがあるんです。
「最後から二番目の恋」
小泉今日子さんが主演の40代の女性の生き方を等身大にドラマ化しているもの。
2012年頃のドラマなのですが、BSでは何度も放送されているのですよ。
そのヒミツは、見るたびに、「そうだよね、だよね。」とうなづけるセリフや設定にあるように思います。
こんにちは!小林雅子です。
≪算命学×キャリア学≫で、大人の女性(45歳以上)のキャリアと夫婦仲の両方を“叶えたい未来”へ進めるよう、その方だけにフィットしたキャリアとライフスタイルづくりをサポートしています。
今日は「最後から二番目の恋」で感じる、「そうだよね~!」を「で、あなたはどうなの?」自分にと聞いてみることで、後悔しない人生、未来に恋したくなるような40代を豊かに過ごせるのかな?と思い、今回私の心に響いたセリフから、今をどう生きることが豊かな人生を送ることにつながるのかを書いてみたいと思います。
目次
後悔しない人生、未来に恋したくなるような言葉たち
仕事人間の私:仕事がなくなる恐怖。私から仕事をとったら何が残るの?仕事がなくなったら、どう生きてい行くの?
この言葉たち、沁みますね・・・。
これ以前の私ですね。仕事以外は、何をする訳でもなく、週末は、仕事の為に体を休め、メンテナンスの為にマッサージに行ったり。会社着を買うためにショッピングに行ったり。すべてが、仕事中心に毎日が回っていました。
「仕事をしている私」に、私が恋している感じですね。
それってよくよく考えてみると、自分から仕事を取り上げないようにして、その先にある「仕事がなくなった時の恐怖」という思いを取り除いていたのかな?と。
- ・「このまま仕事だけをしているわたしで本当に大丈夫?」
- ・「仕事だけをしてどこかで人生を後悔するんじゃないの?」
という不安を、仕事をすることでごまかしていたんですね。
このまま仕事だけをしていてどこかで後悔しないだろうか?と思っている方は、この「わたしから仕事をとった時に何があるの?」に向き合うことから始めてみると良いかもしれません。
一人の私:寂しくない大人なんていない。
この言葉、勇気をもらいますね。
大人になると、それも40代を超えると経験も増え、どこかで自分の気持ちや人生を手放して生きることに慣れてしまっている40代の女性たち。
その為、悲しい時に泣けない、自分のやりたいことが見つからない、自分がどんな気持ちなのか分からないと言われる方が増えているんですね。
何かに感情を動かされ、涙を流すと、そのまま自分がズルズルと弱くなっていってしまうんじゃないのかな?という不安や恐怖。
- ・会社ではしっかりしておかないといけないから
- ・家族を支えないといけないから
- ・稼がないといけないから
- ・周りから寂しいと思われてしまうと嫌だから・・・。
「でもね、強くなくてもいい時もあってもいいのよ、寂しい時は寂しいと言って良いんだよ。今は、少し休んで明日はまた頑張ろうよ。」
そんな風に その言葉は言ってくれているように思えて。
「強くないと生きていけない」と思っている人に、本当の強さとは、寂しさも辛さまも悲しみも全部感じて、自分で受け入れることなんだよ!と優しく包んでくれる一言では?と思っています。
将来が不安:自分の未来に恋してみよう。大人の未来だって輝いてる。
ホントに!子供の時は あんなに未来が輝て見えて、大人になるのが怖くもあり待ちどおしくもあったのに。
私たち40代の女性は、いつから自分の未来を嫌なものでも見るかのようになり、不快な感情を持ち、未来を見ないようになったのでしょう。
なのに、「このままではどこかで自分の人生に後悔するのでは?」と思っている。
ここでも、大人になるまでに、沢山のことを手放すことで手にしてきたものがあるからなのかな?と。
手放すことで、得られるものがある。
私たち40代の女性は、何かを手放すことで、得られるものがあることを経験値としても知っています。
自分の時間を手放したら、今の仕事のポジションを手に入れられたのかもしれません。
自分の時間と引き換えに、飛び切りの子供の笑顔に会えたのかもしれません。
ですが、このご時世は、やりたいことをやっても、全部叶えられる時代になっています。
もしかしたら、何かを引き換えに何かを手に入れるという思考も手放してよいのかもしれません。
自分の心を優先し、今を楽しみながら生きれば、もっと未来は愛しくなるし、輝く未来になるのかな?そんな風に思わせてくれる一言ですね。
まとめ
どんな今でも、どんな私でも素直に受け入れること。自分に共感し、素の自分とともに、今を楽しみながら生きることが、恋する未来がやってくるコツなのかもしれないな?と、そう思います。
アラフォー、アラフィフ世代には、心に沁みちゃいますね。