このところのウィルス騒動。テレワークを実施する企業が一気に増え、一人おうちでパソコンに向かう 寂しさや気持ちの切り替えに困っている方も多いのかなぁと。我が家もテレワークとなった 旦那さんの姿がまさにそんな感じで。
テレワークの難しさは、日常生活の場に仕事モードを取り入れる、切り替えるという、今までとは違った生活リズムではないでしょうか?
今日は、私が会社を辞め一人で仕事スタートした際、在宅ワークで気持ちの切り替えをするために気をつけていたこと(ファッション等)を含め 在宅ワークを楽しむヒントをお伝えしたいと思います。
目次
ファッション・身だしなみ
1)洋服・ファッション
テレワークで最初に “どうする?“ と思うのが、洋服。
別に通勤するわけでもないので、わざわざ “外出着を着るのもな・・・“と思ったり。でも、普段着だと、仕事モードに切り替わらないし・・・と、仕事前のことで スタートをくじかれることも。
そんな時は、やっぱり服を着替えることで、ONとOFFのケジメがつくのかな・・・とも。
ただ、”会社に行かないのに、会社に行くような服はちょっと・・・”と言われるときにおススメなのが、“ワンマイルウェア”
在宅勤務の場合、自宅にテーブルとイスで仕事ができる環境にない方も多く、カーペットなどに座って仕事をすることもありますものね。
“ワンマイルウェア”だと、“きちんと” & “リラックス”の中間。ワンピースや緩めのパンツやスカートを着ることで、リラックスしながらも “着替える”ということで、意識の切り替えが生まれます。
ちょっとした、WEB会議でも 対応できますものね。
2)メイク
外に出ないとわかっていると、“お化粧するの、面倒だな・・”と思ったりしません?
WEB会議では、背景もメイクも洋服まで選べるようなオプションもありますが、気持ちが切り替わらないと、テレワークも進みませんよね・・・。
また、洋服を着替えることにより、メイクをしないとバランスが悪くなりますしね。“ワンマイルファッション”を取り入れて、メイクをすることで、気持ちの切り替えにもなりますし、出勤しているときのルーティーンを守ることにもなります。
3)ファッション小物
“自宅にいるのに、リングやネックレスをするのもね・・・” と思われるかもしれませんね。実は、私もそう思っていた一人。そんな時でも、気分が上がる小物が、“ピアス”や“イヤリング”。
私は、ピアスはしないので、“ノンホールピアス”を楽しんでいます。イヤリングでは、耳が痛くなっていた私ですが、このノンホールピアスだと、樹脂リングを使っていますので、イヤリングほど痛みを感じなくなりました。そのうえ、ピアスのような可愛いデザインも多く、毎日違うデザインのものを楽しめるように。
会社に行く時には、“ちょっとできないなかな・・・“と思っていた少し長め、大きめのデザインのものも、自宅にいるのでしたら、心おきなく楽しめますしね。
小物を楽しむことは、テレワークのやる気アップには一番のおススメだったりします。
ルーティーン
テレワークで “気持ちの切り替えが難しいな・・・” と思う原因に、ルーティーンの変化というものが。
通勤時間が不要となる為、つい 通勤時より遅めに起きてしまったり、ダラダラと朝の時間を過ごしてしまったり。こうなると、気持ちの切り替えがさらに難しくなるのかなぁと。
私が、一番気をつけていたのは、まさにこの毎日のルーティーン。一人で仕事をしている今でも、起きる時間、お化粧をする時間、服を着替えるは会社勤めをしていた頃と変わらないようルーティーンを維持。そのおかげで、気持ちのON・OFFを維持できている気がします。
また、夕方に 明日の予定を決めておくことも。会社ならスケジューリングするのに自宅では・・・となると、次の日の朝に、“さて、何をすれば・・・”となってしまい、ここで 気持ちが散ってしまう原因に。
会社に行く時と変わらないルーティーンを維持しておくことは、テレワーク明け出勤時に、一から通勤ルーティーンを作り直さずにすみますものね。
ランチの時間も、しっかり確保しましょう。気分転換にもなりますし、1日のルーティーンと考えると、ランチ時間も重要。
通勤している時と同じように、お弁当を準備しておいて、WEBランチ会を開くと、会社とかわらない気分が保てますね。
また、通勤時間帯の時間に新たな学びの時間、スキルアップの時間に利用することを組み込んでおくと、通勤が復帰した時も、その時間で学び続けることが習慣化されるのかな・・・と。
時間を自身のスキルアップに使うことは、今後の“エンプロイアビリティ”(雇用される能力)の向上にも役立ちます。
“エンプロイアビリティ”(雇用される能力)については、こちらも合わせて読んでみてくださいね。
環境・空間
1)環境
自宅にいると、誘惑が多いですよね。TVだったり、雑誌だったり。会社では見ないインターネットもついつい時間を忘れてのめりこんだり。
でも、それは自宅が居心地良いところだから。こんな時だからこそ、居心地が良い自宅にお礼を。いつもは通勤している時間帯に、ちょっとした掃除をしてみては?
いつもは時間がなくてできない、キッチンのコンロ周りや、洗面所の棚を拭くだけでも気持ちが落ち着いてきます。
ただし、掃除にのめりこまないこと。人は、目の前に “嫌だな・・・”と思うことがあると、“片付け”に走りがちです。(学生の頃、試験勉強が始まると、部屋の片づけをしませんでした?あれ?わたしだけでしょうか・・・)
“通勤時間帯”や “今日は、キッチン” “今日はレンジ”と決めておくとストッパーになりますね。
また、パソコンを置くテーブルを綺麗にふき、テーブルの上には、仕事以外のものを置かない工夫も。集中力が途切れてくると、どうしても目に入る雑誌や小物に手が伸びたりするもの。
あくまで、勤務時間ですから・・・。
2)香り・音楽
環境と共に意識したいのが、部屋の香り。仕事モードに切り替えたい時には、気持ちが凛とするアロマやお香を焚いてみるものも一つ。
条件反射の性質を利用して、例えば“ペパーミントの香り=仕事”とすることで、ペパーミントの香りがすると、“仕事意識”に切り替えられるように。
香りまでは、WEBを通しても届きませんから、気分に合わせて色々とチョイスできますね。気持ちの切り替えに、香りを選ぶ。在宅だからできる楽しみ。
香りを音楽でも代用することもできますが、毎日、香りや音楽を決めることに時間がかかりすぎるのは本末転倒となりますのでご注意を。
3)こころ
実は、環境を整える“掃除”や “空間作り”は 心を整える時間にも。一人で自宅にいる、誰とも話せない、会えない・・・となると、さみしくなりること、ありませんか?
そんな時に、掃除をしたり、ゆったりとお茶をいれることで、気持ちが整ったり、落ち着いたりするんです。
いつもは、ペットボトルですませるお茶を、時間をかけて入れてみたり、インスタントのコーヒーをドリップに変えてみたり。お気に入りのカップを利用することでも豊かさを感じられ、心を整える一つに。
心を整えることは、仕事以外の人生においても、不安や心配、悲しみや苦しみに直面した際、その気持ちから救ってくれる手立てにもなるんですよ。
まとめ
今後も増えてくると思われる在宅ワーク。いかに自分を楽しませて仕事をするかが、在宅ワークを楽しむ“カギ”なのかなぁと。
そのためには、自宅にこもっていても苦にならない、むしろ『引きこもりたくなるような自分だけの家での過ごし方』を見つけておく。
それが、長期化するテレワークを乗り切るコツかもしれませんね。上手にルーティーンを守りながら、自分の好きな、気分転換になるものを取り入れて テレワークを楽しんでみてはいかがでしょうか?